抜歯矯正で口元が貧相になる原因は?対処法も紹介
口元や顎周辺が気になり、抜歯矯正をする人は多くいます。 しかし抜歯矯正をした結果、「口元が貧相になってしまった」という声があとを絶ちません。もちろん、全員がそうではありませんが口元が貧相になる人がいます。 そこで今回は、抜歯矯正で口元が貧相になる原因と対処法をご紹介します。 マウスピース矯正の無料診断 この記事の内容 「貧相な口元」とはどんな顔? 貧相な口元とは、以下の特徴がある顔をいいます。 ・頬がこけている・口角が下がっている・唇が薄い 抜歯矯正によって、このような口元になるのは何故でしょうか? 口元が貧相になる原因は? 抜歯矯正で口元が貧相になった原因を見ていきます。 【原因1】Eラインイメージを考えず矯正をした 多くの場合はEラインのイメージを想定して治療が行われます。鼻の位置や高さなど顔全体のバランスを考慮して矯正を行う必要があるのです。 Eラインを無視して抜歯矯正を進めてしまうと、矯正自体は成功しても顔のバランスが崩れて、貧相にみえることがあります。 【原因2】生まれつき下顎が下がり気味だった 生まれつき下顎が下がっているのにも関わらず、下顎に合わせて抜歯矯正をすると、余計に口元が下がってしまい、口元が貧相になることがあります。 顎を基準に口元を下げることが多いですが、下顎が平均よりも下がっているにも関わらず、それを基準にして下げてしまうと全体的に口元が下がってしまいます。 もともと下顎が下がっている人は下顎をベースに抜歯矯正する場合は、注意しなければなりません。 【原因3】必要のない抜歯をした 矯正を進める際、抜歯が必要になるケースがあります。 歯科医師と相談をして抜歯をする必要があるかどうかを検討しますが、場合によっては抜歯する必要がないのに抜歯してしまったというケースが稀に起こります。 そうなると、本来は必要だった歯が抜かれてしまいますので口元に余分スペースが出来上がります。 歯を抜歯した分、口元が細くなり、貧相に見える場合があります。 【原因4】筋肉や粘膜を考慮していない 口元の筋肉や粘膜は個人差があり、個人差を考慮して口元の下げ幅を設ける必要があります。 もともと粘膜が薄い人もいれば厚い人もいるため、同じ幅を動かせばいいわけではありません。 素人ではわかりませんので、実績のある歯科医師が判断する必要がありますが、腕のない歯科医師に当たってしまうとなかなか難しい部分になります。 【原因5】抜歯により表情筋が弱る 抜歯したことで、かみ合わせが変わり、表情筋が弱ることで、口元が細くなったり、口角が垂れることで、口元が貧相に見えることがあります。 抜歯前や抜歯後の表情筋トレーニングが必要な場合があります。 【原因6】患者が抱く事前のイメージと異なる 歯科医師が思い描いていたイメージと、患者が抱くイメージに違いが生じることがあります。前提の知識や経験が異なるからです。 通常は事前に歯科矯正の完成イメージを共有し、お互い納得した段階で、歯科矯正が行なわれます。 しかし最終的なイメージが異なってしまう可能性はゼロではなく、イメージの齟齬が生じる事があります。 ただし抜歯時点では、イメージと異なっていても、時間が経過すれば顔のバランスが整う場合が多いですので、抜歯後はしばらく様子を見てみましょう。 抜歯矯正で口元が貧相になる症例 実は、抜歯矯正で口元が貧相になってしまったと悩んでいる人の多くは以下の場合です。 その症例をご紹介します。 【症例1】上顎前突(出っ歯) 上顎前突は出っ歯のことです。出っ歯は上唇がEラインよりも前に出ていることが多いです。 見た目が気になるので「口元を下げたい!」と考える人は多くいると思います。どの歯を抜くかによって結果は大きく変わります。 上顎の歯並びか骨格自体を後ろに下げていく施術が一般的とされていますが、抜歯する箇所を慎重に選ばないと口元が下がりすぎてしまい、貧相になることもあります。 【症例2】上下顎前突 上下顎前突は上下の前歯が共に前方ヘ突き出しており、口元が前ヘ突き出ている状態です。 歯並び自体は比較的綺麗なため「歯並びを崩さずに口元を下げたい!」と思う人が一定数います。 このケースは上下の歯並びか骨格自体を後ろに下げていく施術が一般的とされています。こちらも出っ歯と同じくどの歯を抜くのか、そして歯並びをどの程度まで下げるのかまで慎重に判断しなければなりません。 【症例3】八重歯 八重歯は、他の歯に重なり生えている歯をいいます。八重歯の場合、歯並びを揃えるために抜歯が必要になります。 軽度の八重歯であればすぐに処置が終わりますが、重度の八重歯の場合は抜歯が必要になり、抜歯によってスペースを作ります。 そのスペースは歯並びを整えるのに使われるため、最終的な顔のバランスはそこまで変化がないことも。 あまりスペースを必要としない軽度の八重歯に抜歯をした場合だと、スペースを無駄に確保したことにより口元が下がりすぎて貧相になるケースがあります。 抜歯矯正で口元が細くなり貧相になった時の対処法 結論、抜歯矯正をしたあとに口元を戻すことは非常に難しいです。 抜歯矯正をしたということは、抜歯をしておりすでに歯がない状態です。その部分に歯をもう一度埋め込むということはあまり現実的ではありません。 そのため、抜歯矯正をした後に顔のバランスやEラインを整えることは不可能に近く、対処法よりも「予防策」に力を入れる方が得策だと言えます。 […]
Zenyumの体験者インタビュー!ヨガ講師Sahoさん
「マウスピース矯正を始めたいけど、実際に効果があるの?」と感じている方向けに、Zenyumのマウスピース矯正を実際に体験した方の声を紹介しています。今回は人気ヨガ講師・Saho(さほ)さんのインタビューを紹介します!
歯科矯正で保険診療は可能?保険適用できる条件も
マウスピース矯正の無料オンライン診断 歯科矯正は保険適用になる? 歯科矯正は基本的には全額自己負担の治療になります。 理由は通常歯科矯正をする場合は見た目をきれいに整えるための審美治療になるため、医療負担を軽減する国民保険などの対象にならないからです。 それでは全ての歯科矯正において、保険適用は難しいのでしょうか? 歯科矯正でかかる費用 歯科矯正をする際、治療方法にもよりますが、いろいろな費用がかかります。 診断や歯科矯正治療そのものに費用がかかるのはもちろんですが、歯並びによっては一部抜歯をする必要があったり、親知らずを抜く必要があるケースがあります。 また事前に虫歯が見つかった場合は、その治療もする必要があります。虫歯治療は通常保険適用となります。 歯科矯正で保険適用になる条件 実は歯科矯正でも保険適用になる条件がいくつかあります。 それは審美目的ではなく、医療目的として歯科矯正が必要になる場合です。 ここでは以下のケースを紹介します。 ①「厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常に対する矯正歯科治療②前歯の永久歯が3歯以上萌出不全で起きる噛み合わせの異常 (埋伏歯開窓の手術を要する場合に限る)③顎変形症(顎離断等の手術を必要とするものに限る)の手術前・手術後の矯正歯科治療 ①「厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常に対する矯正歯科治療 厚生労働大臣が定める疾患には59種定められており、唇顎口蓋裂やゴールデンハー症候群、ダウン症候群といった先天的な症状が対象となります。 生まれつきの症状のため、医療目的での矯正治療が必要となります。 ②前歯の永久歯が3歯以上萌出不全で起きる噛み合わせの異常 萌出不全で起きる噛み合わせの異常は、主に乳歯から永久歯に生え変わるタイミングで発生します。 永久歯ができる際に、歯茎の中に埋まった状態で生えて来ず、埋伏歯開窓術をする必要があります その埋伏歯開窓術と同様のタイミングで、歯並びを整えなければならない場合に、保険適用となる場合があります。 ③顎変形症の手術前・手術後の矯正歯科治療 このケースは単に顎が大きいと言った場合ではなく、顎離断といった顎の骨を切る外科的な手術を要することが条件になります。 そういった顎の不具合によって噛み合わせに悪影響が出ている場合に、矯正治療が必要になるため保険が適用される場合があります。 保険適用されない場合の対処 保険適用されない場合、最もネックになるのが費用・値段です。 歯科矯正をしたいと思っても、場合によっては100万円〜200万円程度の治療費がかかるため、諦めてしまう人も多くあるでしょう。 しかし近年、最新の3D技術を駆使したマウスピース矯正が誕生したことで、歯科矯正の費用やハードルが大きく下がりました。 ここではマウスピース矯正を使って歯並びを整えるメリットをいくつか紹介します。 【メリット1】費用・値段が安い マウスピース矯正の最大の特徴は、費用・値段がとにかく安いことです。 従来は100万円〜200万円かかっていた歯科矯正が、マウスピース矯正では30万円程度から始めることができます。 またローンを使った分割払いの仕組みも整っているため、手元にまとまったお金がない人でも、早めに治療開始できるようになりました。 【メリット2】とにかく目立たない マウスピース矯正では、透明のアライナーを使って歯並びを整えていくため、従来のワイヤー矯正のように治療期間中でも目立つことなく、歯並びを整えることができます。 またマウスピース矯正は取り外し可能なため、人前に出て気になるときには、一時的にアライナーを取り外すことも可能です。 【メリット3】治療にかかる期間が短い マウスピース矯正のもう一つの魅力は、治療期間が短いことです。 以前の歯科矯正では、通常1年〜2年程度の治療期間が必要でした。一方でマウスピース矯正では最短3ヶ月程度、通常でも半年〜1年程度で治療が終わります。 またマウスピース矯正ではあらかじめ必要な枚数分のアライナーを受け取ることが多いため、通院回数が少なく最短1回〜2回の通院だけで治療が終わることもあります。 仕事やプライベートの時間を確保したい人にとっては、この治療期間の短さや通院回数の少なさは、大きなメリットです。 歯科矯正に関する保険適用のまとめ 歯科矯正で保険適用される条件は、主に医療目的で先天的な症状を治す場合に適用されます。そのため通常の審美目的とした矯正治療では、保険適用とはなりません。 しかし保険適用にならなくても、マウスピース矯正であれば安い費用で気になる部分の歯並びを整えることが可能です。 また「目立たない」「治療期間が短い」「通院回数が少ない」といったメリットも沢山あるので、最近では学生や若い方でもマウスピース矯正を始めるようになりました。 自分の歯並びがマウスピース矯正で治療できるか気になる方は、ぜひZenyumの無料オンライン診断をおためしください。 Zenyumの無料オンライン診断
歯科矯正したいけどお金がない時の対処法!費用を抑える方法も解説
「歯科矯正をしたいけどお金がない…」と悩んでいる人は多くいます。 実際、歯科矯正を本格的に始めるとなると100万円ほどの費用が必要です。また保険適用外になるのでそれ以上の費用が必要になることも少なくありません。 そこで今回は、歯科矯正をしたいけどお金がない時の対処法をご紹介します。
Eラインとは?歯科矯正でのイーライン顔の作り方
Eライン(イーライン)という言葉を聞いたことがあるかもしれません。 Eラインとは「エステティックライン」のことで、鼻先と下アゴを結ぶ直線ラインのことで、美しい横顔の基準と言われています。 今回はEラインのチェックポイント、また歯科矯正との関係について紹介します。 マウスピース矯正の無料診断 この記事の内容 Eラインとは? Eライン(イーライン)とは、顎の先から鼻の先を結んだ線のことを言い、横顔美人の基準とも言われています。 理想的なEラインは、唇がこのライン上にあるか、または少し内側にある状態と言われています。 Eラインを簡単にチェックする方法 Eラインのチェック方法はとても簡単です。それは鼻の先とアゴに人差し指を当てるだけ。 人差し指に唇が強くあたれば少し基準からはみ出ており、人差し指に触れる、または全く触れない場合は美しいEラインができていると言われます。 美しいEラインができない原因 美しいEラインを作ることで、女性であれば美人になりたい、男性であればかっこよくなりたいと誰でも思うでしょう。 それにはまず、美しいEラインにならない場合の原因を知ることが必要です。ここでは5つの原因を紹介します。 ①出っ歯②口ゴボ③受け口④鼻が低い⑤顎がない 【原因1】出っ歯 出っ歯により、前歯が前に出過ぎていることで、美しいEラインにならないケースがあります。 出っ歯の原因は色々とありますが、遺伝や小さい頃の指しゃぶり、口呼吸などと言われています。 出っ歯によるEラインの崩れは、自力で直すことは困難です。 【原因2】口ゴボ 美しいEラインにならない理由に「口ゴボ」があります。 口ゴボには出っ歯(上顎前突)も含まれますが、骨格や顎の成長要因もあります。 こちらも自力で解消することは困難です。 【原因3】受け口 通常の噛み合わせの場合、上の前歯が下の前歯よりも若干前に出ていますが、受け口の場合は下の前歯が上の歯よりも前に出ている状態を言います。 この場合も歯並びが前に突き出やすくなるため、唇が前に出てしまい、美しいEラインを作りにくくなります。 【原因4】鼻が低い また、鼻が低い場合も美しいEラインを作りにくくなります。 たとえ歯並びが正常であっても、鼻の骨格によっては横顔が気になってしまう場合があるかもしれません。 この場合は骨格の問題のため、整形手術が必要になります。 【原因5】顎がない 鼻と同様に、顎がない(低い)場合もEラインになりにくいと言われています。 こちらも骨格による原因のため、整形手術が必要になるでしょう。 美しいEラインの作り方 美しいEラインは自力で作ることは極めて困難です。そのため通常は医療技術に頼る必要があります。 主なここではEラインの作り方を3つ紹介します。 ①歯科矯正②整形手術③Eラインのエクササイズ 【作り方1】歯科矯正(マウスピース矯正) 美しいEラインの代表的な作り方は、歯科矯正(マウスピース矯正)です。 歯科矯正では出っ歯や口ゴボ、受け口といった歯並びの乱れを整えることができます。 歯科矯正の中でも特におすすめな方法が「マウスピース矯正」です。この記事の後半で詳しく紹介します。 【作り方2】整形手術 鼻の高さやアゴの低さが原因の場合は、整形手術が必要な場合があります。 整形手術は多くの場合高額な治療費がかかるため、最終手段として検討するのがよいでしょう。 【作り方3】エクササイズ Eラインの作り方として、一部ネット上でエクササイズによる方法が紹介されています。 エクササイズは歯並びや骨格といった根本原因の解消ではなく、二重顎やたるみといった筋肉の部分の解消です。 そのため歯並びや骨格が原因の場合は、解消できないケースがほとんどです。 歯科矯正(マウスピース矯正)によるEラインの作り方 出っ歯や口ゴボ、受け口などが原因で美しいEラインが作れていない場合、歯科矯正(マウスピース矯正)で解消できる可能性があります。 ここではマウスピース矯正を使ってEラインを作る魅力について、ご紹介します。 【魅力1】矯正治療しても全く目立たない 歯科矯正といえば、従来のワイヤー矯正を思い浮かべる人も多いかもしれません。 ワイヤー矯正は金属の装置を歯の表面に装着するため、非常に目立ってしまう歯科矯正でしたが、現在では透明のアライナーを使ったマウスピース矯正が主流になっています。 取り付ける器具が透明のため装着時も全く目立たず、どうしても人前で気になる場合も一時的に取り外すことができます。 […]
歯列矯正をしている人がかわいい?かわいくなるために歯列矯正はしたほうがいい!
Zenyumの無料インライン診断 歯列矯正をしている人は魅力的なのか 多くの人は歯並びが良い人に好感を持つというデータは数多く存在します。 キレイライン矯正調べによると、歯並びも、ホワイトニングでも手入れをしている人は、そうでない人に比べて清潔感は5.6倍、また6.7倍もの人が好印象に感じるというデータを出しています。 歯並びが悪いとどういった印象になるのか? 逆に歯並びが悪いと、 不衛生な印象がある 生活習慣が乱れている 自分を律することができない 話していて気になってしまう など、ネガティブな印象を持たれてしまうことが多くあります。 かわいい女子になるための矯正治療 歯列矯正をしなくてもかわいいと言われているのは「八重歯」が代表的でしょう。 しかし、「八重歯」のように歯並びが悪いことがポジティブに捉えられることは滅多にありません。できれば治しておきたい歯の症状をいくつかご紹介します。 ①上顎前突(出っ歯) まずは、上顎前突です。 別名「出っ歯」と呼ばれるもので、遺伝的な要因により上顎前突になってしまう人がほとんどです。または、乳幼児に指をしゃぶっていたり舌で歯を押すような癖がある人は後天的に上顎前突になってしまうことも。 ②下顎前突(受け口) 続いて、下顎前突です。 別名「受け口」と呼ばれるもので、遺伝的な要因によるものが大きくあります。下顎前突になると咀嚼する力が落ちてしまうため年齢を重ねるごとに食べ物をうまく食べることができなくなる人も。 さらに、サ行が話しづらくなってしまうため相手からすると聞き取りにくく話しているように感じてしまうこともあります。 ③開咬(オープンバイト) 続いて、開咬です。 別名「オープンバイト」と呼ばれるもので、上下の前歯に隙間が生じてしまう症状のことを言います。遺伝的ではなく後天的に開咬になってしまう人が多く、口が乾燥することで細菌が発生してしまうケースも多くあります。 開咬を放置していると歯周病リスクが高まり、虫歯や口臭の原因となります。 ④正中離開・空隙歯列(すきっ歯) 続いて、正中離開・空隙歯列です。 別名「すきっ歯」と呼ばれるもので、歯と歯の間に隙間が空いている症状を言います。歯の数が足りなかったり歯の大きさがバラバラになると正中離開・空隙歯列になりやすいと言われており、虫歯や歯周病のリスクが高まってしまいます。 さらに歯と歯の間から息が漏れやすくなりますので、滑舌に問題が出てくることも。 歯列矯正をするとかわいくなるのはなぜ? 多くの人は歯列矯正をすると歯並びが良くなるだけでなく、「かわいい」と言われることが増えたと言います。 その理由をご紹介します。 【理由1】噛み合わせが良くなる 歯列矯正をすることで、噛み合わせが改善します。 噛み合わせが悪いままだと顔が歪んでしまい、顎の筋肉が片方だけ発達してしまうこともあります。また、エラが張ってしまったりと決してポジティブに見られることはありません。発音にも問題が生じてしまうことがありますが、歯列矯正をすることによりそれらが改善します。 また、顔立ちが整うことでスッキリした印象を与えることもできます。 【理由2】Eラインが整う 歯列矯正の結果、Eラインが整ったという人は多くいます。 Eラインとは、鼻と下顎の先端同士を結んだ直線のことを言います。このEライン上に上下の唇が接しているかどうかで理想的な横顔になるかどうかが決まると言われています。 歯列矯正をすることにより歯の位置が変わるため、Eラインが改善することがあります。 【理由3】ガミースマイルが改善する ガミースマイルとは、笑った時に3mm以上歯茎が見える笑顔のことを言います。 笑った時に3mm以上歯茎が見えてしまうと、気になってしまうケースが多いです。このガミースマイルをコンプレックスに感じている人も多くおり、早めに改善した方が笑顔に対する抵抗も少なくなります。 ただガミースマイルは歯列矯正だけで治ることもあれば、外科治療が必要になることもあります。 歯列矯正で「かわいい」と言われるための注意点 歯列矯正をすることにより「かわいい」と言われることが増える人も多くいるでしょう。 しかし間違った知識で歯列矯正をしてしまうと、かえって悪化する可能性もあります。 【注意点1】市販のアライナーは利用しない 歯列矯正に使うアライナーは、医師と相談しながら作っていくものです。 その分費用は高くなってしまいますが、自分の歯並びに適した自分だけのアライナーが完成します。 一方で、「安いから」という理由で市販のアライナーをつけてしまうと自分の歯並びに合っていない状態で無理やり矯正をしている状態になります。 歯列矯正が成功する可能性が限りなく低くなってしまいますので、必ず医師と相談してアライナーを作りましょう。 【注意点2】腕のいい医師に相談する 「歯列矯正」を専門としている医師は数多く存在します。しかし、腕や技術についてはまちまちです。 医師によっては高額の費用が発生したり、なかなか治療が終わらないこともあるかもしれません。 […]
ワイヤー矯正とは?特徴やメリット・デメリットを解説
歯科矯正には大きく分けて「マウスピース矯正」と「ワイヤー矯正」の2つがあります。 従来は歯科矯正といえば「ワイヤー矯正」をイメージされていました。 現在でもワイヤー矯正で治療する人も一定数いますが、ワイヤー矯正とはどんな矯正方法なのでしょうか?詳しく紹介します。 歯科矯正の無料オンライン診断 この記事の内容 ワイヤー矯正とは?特徴やメリット ワイヤー矯正とは、金属製のワイヤーを使って歯並びを整える矯正治療です。 現在では透明のアライナーを使って歯並びを整えるマウスピース矯正が一般的になりましたが、従来はワイヤーを使って矯正が主流でした。 ここではいくつか特徴を紹介します。 【メリット1】幅広い症例に対応できる ワイヤー矯正は大きな歯並びの崩れにも対応しており、幅広い治療が可能です。 奥歯から歯並びを整えたり、また抜歯を伴う歯列矯正にも対応しています。 マウスピース矯正で治療ができない症例でも、ワイヤー矯正であれば治療できる可能性があります。 【メリット2】ずっと装着できる ワイヤー矯正は着脱が不要なので、飲食する場合でも気にする必要はなく、自己管理があまり必要ありません。 アライナーを使った矯正の場合は、食事の度ごとに取り外す必要があり、着脱が手間に感じる人もいるでしょう。 ずっと器具を装着したままなので、装着時間も気にする必要がありません。 ワイヤー矯正のデメリットとは? ここからはワイヤー矯正のデメリットについて、詳しく解説します。 【デメリット1】費用が高い ワイヤー矯正は、マウスピース矯正に比べて費用が高くなる傾向があります。 理由は医師の技術料と素材費用です。ワイヤー矯正には高度な技術を必要としますので、その分の技術費用は高くなります。 またワイヤーには「メタルワイヤー」「クリアブラケット」「裏側矯正(リンガル矯正)」など専用の素材を使うため、その分費用がかさみます。 通常の場合は100万円〜200万円程度の費用がかかります。 【デメリット2】見た目が気になる ワイヤー矯正は歯に器具を装着するため、口をあけた時に目立ってしまいます。 そのため日常生活に支障が出たり、人と接する仕事をするうえでも、気になる可能性があります。 見た目が気になってしまう方は、透明のマウスピース矯正で治療をすることをおすすめします。 【デメリット3】治療期間が長くなる可能性がある ワイヤー矯正は治療期間が長くなる傾向にあります。 通常1年〜2年半程度かかるケースが多く、その間ずっと器具を装着し続ける必要があるため、日常生活に支障が出る可能性があります。 【デメリット4】通院回数が多い ワイヤー矯正では定期的に通院する必要があります。 理由は定期的にワイヤーを調整することで、歯並びを整えていく必要があるためです。 そのため忙しく歯科クリニックに行く時間が取れない人や、歯科医院に通うことが面倒に感じる人には向かない可能性があります。 【デメリット5】念入りなオーラルケアが必要 ワイヤー矯正は歯に複雑な器具を装着するため、歯に食べ物が挟まりやすくなります。 そのため飲食した後は、歯を磨くなどの念入りなオーラルケア(口内ケア)が必要です。 しっかりケアができないと、虫歯や歯周病になるリスクが高くなり、場合によっては矯正治療を中断し、虫歯の治療をしなければなりません。 マウスピース矯正とは?特徴も紹介 ここまでワイヤー矯正について紹介しました。マウスピース矯正はワイヤー矯正のあらゆるデメリットを解消できます。 ここではマウスピース矯正の主な特徴を紹介します。 【特徴1】費用・値段が安い マウスピース矯正はワイヤー矯正に比べて、圧倒的に費用が安く抑えられます。 軽度〜中程度の部分矯正の場合は30万円程度、奥歯から治す全体矯正でも60万円程度で治療することができます。 歯科矯正をする上で、費用面での不安が多い方は、まずマウスピース矯正で治療できるか、無料診断することをおすすめします。 マウスピース矯正のオンライン無料診断 【特徴2】治療中でも全く目立たない マウスピース矯正では、透明のアライナーを使うため、装着していても周囲から目立つことはありません。 そのため歯科矯正中でも、仕事や日常生活で支障がなく、普段通りの生活を送ることができます。 人前で活動をする形でも、気になる場合は一時的に取り外すことができるため、支障がありません。 【特徴3】定期的な通院が必要ない 一般的なマウスピース矯正ブランドでは、あらかじめ自分の歯並びを3Dスキャンで撮影し、理想の歯並びになるまでの必要な枚数分のアライナーを受け取ります。 そのため基本的に定期的な通院が必要ありません。 仕事などで普段忙しい形でも、自宅で定期的にアライナーを交換するだけで歯並びが整っていくので、時間的負担も大幅に削減できます。 […]
話題のマウスピース矯正のアソアライナーとは?費用や治療期間も徹底解説
現在国内には10を超えるマウスピース矯正ブランドがあるといわれています。Zenyum(ゼニュム)をはじめ、Oh my teeth(オーマイティース)やキレイラインや、ローコスト、DPEARL(ディパール)、ウィ・スマイル矯正を紹介してきましたが、今回はアソアライナーのマウスピース矯正を詳しく解説します。
【対策】マウスピース矯正で失敗しないためには?失敗事例やよくある勘違い
マウスピース矯正の無料オンライン診断 マウスピース矯正の失敗事例5選! まずはマウスピース矯正で報告されている失敗事例をご紹介します。 失敗事例を知ることでこれからマウスピース矯正をしようか悩んでいる人は「こうならないようにしよう」と事前に注意できます。 【失敗1】矯正後に歯並びが戻ってしまった マウスピース矯正による治療が完了して、数ヶ月後に歯並びが元に戻ってしまうことがあります。 多くの場合「リテーナー」という保定装置を1年ほど装着する必要があり、装着せずにいると徐々に歯並びが元に戻ってしまいます。 マウスピース矯正が終わったからそれでOKというわけではなく、理想の歯並びとはかけ離れてしまう可能性もあります。 【失敗2】矯正前よりも歯並びが悪くなってしまった 綺麗にしたいからマウスピース矯正をしていたのにも関わらず、矯正前よりも歯並びが悪くなるケースがあります。 これは適応症例外の症例にも関わらずマウスピース矯正をした人によく見られます。事前に医師と相談をして、今の症状にマウスピース矯正が適しているのかをしっかりと判断してもらう必要があります。 市販されているアライナーを使った場合でも歯並びが悪化することがあります。 【失敗3】顎関節が痛くなった マウスピース矯正は歯をグッと移動させる矯正方法です。 そのため、今までの噛み合わせとは違う噛み合わせになります。噛み合わせが不安定になると普段使っていなかった顎を使うようになるので顎関節に痛みが生じるケースも少なくありません。 特に、医師の治療計画に問題があると顎関節の痛みが生じます。 【失敗4】虫歯や歯周病になった マウスピース矯正中に、 ・虫歯・歯周病 になるのはよくある失敗事例です。 アライナーは食事の際に簡単に取り外しができるようになっており、従来のワイヤー矯正などと比較すると虫歯や歯周病に悩まされにくくなっています。 しかし、歯磨きなどのケアを怠ったりいつも以上に歯に気を使わないとすぐに虫歯や歯周病に悩まされてしまいます。 【失敗5】想定よりも時間がかかった ワイヤー矯正は2~3年の治療期間を要するケースが多いです。 治療後の保定期間は約1年ほどになっており、最長でも4年ほどあれば理想の歯並びを手に入れることができます。 しかし、 ・途中で虫歯・歯周病になった・予約が取れずに通院ができなかった などにより矯正期間が伸びてしまうこともあります。 マウスピース矯正で失敗しないためには? 歯並びを綺麗にするためのマウスピース矯正。 色々な失敗事例を元に、どうすればマウスピース矯正に失敗しないのかを知りたい人も多いと思います。 マウスピース矯正で失敗しないためにはどうすればいいのでしょうか。その対策を紹介します。 【対策1】信頼できる医師に相談する まずは信頼できる医師に相談しましょう。 マウスピース矯正を成功させるためには腕のある医師とタッグを組んで、シミュレーションを出したり、治療計画をしっかりと立てるイメージを持つ必要があります。 また、専門的な知識を豊富に持っている医師であればなお良しです。 特にマウスピース矯正は患者1人1人に合わせて計画が立てられるため、信頼できる医師と出会えるかどうかは大切です。 【対策2】マウスピースの装着時間を守る 装着時間は必ず守るようにしましょう。 マウスピース矯正では1日あたり最低でも20時間はアライナーを装着しなければなりません。20時間以下だと理想とする歯並びを手に入れることができなくなるケースが多く、結果的に余計に費用がかかることも。 必ず医師から言われた装着時間を守るようにしましょう。 【対策3】クリニックへの通院機会を逃さない マウスピース矯正中は最低1〜2回は、歯科医院に通院する必要があります。 診察や経過観察、また(ブランドによっては)新しいマウスピースの受け取りなど通院時にやるべきことは色々あります。 また場合によっては、虫歯や歯周病になっていないかのチェックを行う必要もあります。 よほどの予定が入る場合以外は、かかさず通院するようにしましょう。 【対策4】自分の症状を把握する 自分の歯が今どういう状態で、どういった治療が適切なのかを把握し、不安がある場合は歯科医師に相談しましょう。 ・今、どこまで治療が進んでいるのか・順調に進んでいるのか などを確認するようにしましょう。 【対策5】違和感を覚えたらすぐに相談する マウスピース矯正中に違和感を覚える人は少なくありません。 痛みを感じたり何かしらの違和感を覚えたらすぐに歯科医師やマウスピース矯正の専門スタッフに相談するようにしてください。 矯正治療が順調に進んでいなかったり虫歯や歯周病による痛みの可能性がありますので、放置せずすぐに相談するようにしましょう。 専門スタッフへの相談については「歯科矯正の無料カウンセリングは『スマイルアドバイザー』に相談!」の記事もご覧ください。 […]
【検証】市販・通販のマウスピース矯正は良いのか悪いのか?
Zenyumの無料オンライン診断 通販サイトでよく見るセルフマウスピース矯正と特徴 最近はamazonや楽天といった大手通販サイトで、自分で購入できるセルフタイプのマウスピース矯正を見かけることが多くなりました。 従来のワイヤー矯正と違い、気軽に歯並びを整えられそうなことから、試しに購入してみる人も少なくはありません。 その特徴をいくつか紹介したいと思います。 【特徴1】安く購入できる 市販・通販で手に入るマウスピース矯正のアライナーは、とにかく安いことが特徴です。 安いもので1,000円程度で手に入るので、試しに買ってみたという方も多いでしょう。 【特徴2】自分で購入して装着できる クリニックで歯科医師と相談して作成する本来のマウスピース矯正と異なり、市販・通販サイトで購入するマウスピース矯正は、自分で購入して装着できます。 【特徴3】クリニックへの通院が必要ない 自分で購入できるため、当然通院も必要ありません。 そんな気軽さから「とりあえず試しに買ってみよう」という人も多いでしょう。 市販・通販のマウスピース矯正の効果は? では実際に市販・通販のマウスピース矯正は効果があるのでしょうか? 一つ一つ見ていきたいと思います。 【検証1】多くが歯列矯正目的ではないアライナー amazonや楽天といった通販サイトに並んでいるアライナーの多くは、歯列矯正を目的としておらず、歯ぎしり防止(ナイトガード)を目的としたマウスピースがほとんどです。 そのため、歯列を整えようと思ってナイトガードを装着しても、理想通りの歯並びが手に入ることは基本的にありません。 【検証2】歯形を撮ることができない 歯科クリニックで受けることができるマウスピース矯正治療は、通常最新の3Dスキャンで歯形を撮り、3Dプリンターで一人一人の歯並びにあったアライナーを作成します。 しかし市販・通販で売られているマウスピースは一律の形をしているため、自分の歯並びに合わせていないアライナーを装着することになります。 そのため、歯並びが整わないどころか、場合によっては今よりも歯並びが悪化するリスクもあります。 【検証3】専門医師のサポートを受けることができない かかりつけの医師が存在しないため、困ったときに相談をすることができません。 マウスピースを使って歯並びを整えていく場合、時に痛みが生じたり、アライナーが破損するといったトラブルも発生します。 そういったときにかかりつけ医や、マウスピース矯正ブランドの専門スタッフに連絡をし、適切な対処をすることができません。 マウスピース矯正をする上で大切なこと マウスピース矯正をして理想の歯並びを手に入れるために、欠かせないポイントがいくつかあります。 ここでは3つ紹介したいと思います。 【ポイント1】必ず歯科医師に診てもらう 専門知識を持たない状態で、自分だけの判断で歯科矯正を進めていくことは不可能です。 理想の歯並びを手に入れるどころか、かえって元の状態よりも悪化する危険性があります。 自分の大切な歯を守る意味でも、マウスピース矯正をする際は、必ず事前に歯科医師の診断を受けることをおすすめします。 Zenyumの無料オンライン診断 【ポイント2】治療のシミュレーションを確認する Zenyum(ゼニュム)などの最新のマウスピース矯正では、治療開始前に自分の歯並びがどのように整っていくか、シミュレーションを見ることができます。 自分の歯並びが整った後のシミュレーションを確認し、安心した状態で歯科矯正をスタートしましょう。 【ポイント3】治療中も専門家のサポートを受ける 時々治療中でも「アライナーが破損(紛失)した」「(虫歯などで)歯の痛みが生じた」といったトラブルが発生する可能性があります。 そうなったときに、すぐに相談できる専門家がいることが大切です。 歯科医院で受けるマウスピース矯正であれば、歯科医師やマウスピース矯正ブランドの専門スタッフに相談したり適切なアドバイスを受けることができます。 詳しくは「歯科矯正の無料カウンセリングは『スマイルアドバイザー』に相談!」をご覧ください。 注目されているマウスピース矯正ブランド ここからは歯科クリニックと提携をしている、注目のマウスピース矯正ブランドをいくつか紹介します。 ①Zenyum(ゼニュム) Zenyumはいま最も注目されているマウスピース矯正ブランドの一つで、日本以外にもシンガポールや台湾、香港といった世界9拠点で展開しています。 「無料オンライン診断」で、歯科医院にいく前に自分の歯並びがマウスピース矯正で治療できるか、確認することができます。 費用も30万円台からと安く、目立つ部分だけを治療する「部分矯正」、また歯並び全体を整える「全体矯正」いずれも対応しています。 Zenyumの無料オンライン診断 ②Oh my teeth(オーマイティース) Oh my […]
マウスピース矯正で出っ歯は治る?出っ歯の原因や治療できないケースをご紹介
出っ歯は12~20歳の不正咬合の約4割を占めています。 主に見た目を気にして矯正を始める人は多いですが、 ・上の歯をぶつけてしまう ・口を閉じることができない ・前歯をうまく使えない など、機能的な問題から矯正を始める人も。 そこで今回は、出っ歯をマウスピース矯正で治そうと考えている方に向けてその効果などを解説していきます。
歯科矯正をやり直したい!再矯正治療におすすめのマウスピース矯正
「再矯正治療」を聞いたことありますか?過去に歯科矯正をして上手くいかなかったり、途中で諦めてしまった人が、歯列矯正のやり直しをすることで歯並びを整える治療です。昨今はマウスピース矯正の登場で、とても安い費用で再矯正が可能になりました。今回はそんな再矯正治療を詳しく紹介します。