切端咬合とは?読み方も
切端咬合とは「せったんこうごう」と読み、厚生労働省のサイトでは以下のように説明されています。
上下の歯の先端がちょうど当たる状態。
上の歯と下の歯の間に本来あるはずのスペースがなく、放っておくと、歯の先が欠けたり磨耗したりする場合がある。
上下の前歯の先端が、ちょうどぶつかってしまっている状態をいいます。
以前解説をした「受け口(反対咬合)」は、この切端咬合の下顎が前に出た状態であると言えます。
切端咬合の原因
切端咬合にはいくつかの原因があります。
ここでは主なものを紹介します。
【原因1】先端的な骨格
生まれながら上顎に対して下顎が大きく発達することで、切端咬合になる可能性があります。
【原因2】舌の癖
普段から舌の位置が下にあると、下顎の歯列が前に押し出され、切端咬合になる場合があります。
【原因3】歯の生え方
骨格に問題がなくても、歯の生え方・生える方向によって、切端咬合になる可能性があります。
切端咬合に関するSNSのコメント
ここで切端咬合に関するX(Twitter)のコメントを紹介します。
【コメント1】すごいなぁ矯正
長女の歯の矯正
— あかり貯金生活📕『貯まる家計簿』 (@chokinjp) December 2, 2022
切端咬合で(まあ多分夫の遺伝子)
矯正1ヶ月目で効果めっちゃ出てきて
前歯出てきた!すごいなぁ矯正。
【コメント2】切端咬合解消のための顎切手術
機内食は固形物だから、食べられない、という問題がある。
— 柳美里 (@yu_miri_0622) September 25, 2023
3月末に顎関節症と切端咬合解消のための顎切手術後、口の中に歯列矯正の装置ががっちり入っていて、ものを食べると口の中が大変なことになる。…
【コメント3】コンプレックス
受け口気味やし切端咬合やし2番捻転して八重歯な歯並びがコンプレックスですがなんとか生きてます。 pic.twitter.com/5ADM2Yxm4Z
— りーにゃん (@ririririri_nnya) March 3, 2021
切端咬合の治し方(矯正など)
ここでは切端咬合の治し方、歯列矯正での治療などについて紹介します。
【治し方1】マウスピース矯正
最も気軽にできる治療方法はマウスピース矯正です。
マウスピース矯正は透明のアライナーを使用し、目立たないまま安い費用で治療できる歯列矯正です。
主なブランドにはZenyumやOh my teethなどがありますが、治療範囲も異なるため、一度無料オンライン診断を受けることをおすすめします。
【治し方2】ワイヤー矯正
ワイヤー矯正も、切端咬合を治療する方法の一つです。
マウスピース矯正と比べて幅広い症例に対応できる一方、器具が目立ってしまったり高い費用がかかったりするため、慎重に検討することが必要です。
【治し方3】顎の手術
マウスピース矯正やワイヤー矯正での治療が難しい場合、顎の手術をする場合があります。
ザ・ホワイトデンタルクリニックでは、以下のように解説されています。
顎矯正手術は、顎の骨格に異常のある不正咬合で、骨格の形や大きさを整えるために行われる骨切り手術です。
下顎骨なら下顎枝矢状分割術、下顎枝垂直分割術、上顎骨ならル・フォーⅠ型骨切り術などが挙げられます。
下顎骨、もしくは上顎骨だけ骨切り手術をすることもあれば、上顎骨と下顎骨の両方に骨切り手術をすることもあります。