歯科矯正で「老け顔になった」と失敗する理由と対策

19 8月 2022

切端咬合

歯科矯正・歯列矯正したら「老け顔になった」という人がいます。

歯科矯正の失敗事例の一つとも言えますがですが、なぜこのような失敗が起きてしまうのでしょうか?

今回は歯科矯正で失敗する理由と、老け顔にならない対策をお伝えします。

この記事の内容

歯科矯正で「老け顔」になる理由3つ

歯科矯正の失敗で老け顔になったと感じる理由は、以下の3つが考えられます。

①抜歯による老け顔
②医師のスキル不足による失敗
③事前の精密検査をしていない

それぞれ説明します。

【理由1】抜歯による老け顔

歯科矯正で老け顔になる一番の理由は「抜歯」です。

抜歯をする場合、歯を大きく移動させるため、治療前と治療後で顔の変化が大きくなってしまいます。

・顔の変化

抜歯をすることで、歯に当たっていた頬や鼻下の皮膚がたれ下がり、口元全体の皮膚がたるむことがあります。

そのためほうれい線が濃くなったり、鼻下が伸びた感じになり、老け顔になったように見えるのです。

・特に前歯の抜歯が大きく影響

前歯を抜歯するとき、最も老け顔になるリスクが高くなりますので、出っ歯を矯正する際には要注意です。

なぜなら前歯の抜歯や移動は、口元の印象を変えるからです。

出っ歯の人が歯科矯正を考える場合は、とくに老け顔にならないように対策をしましょう。

【理由2】医師のスキル不足による失敗

歯科矯正で老け顔になったと言われる原因の1つは、担当医師のスキルが未熟ということもあげられます。

歯科矯正はただ歯を動かせば良いのではなく、顔の変化を考えて、バランスよく歯を動かす必要があります

そのため担当医師のセンスや、勉強量、経験値によっても治療結果が大きく変わってくるのです。

【理由3】事前の精密検査をしていない

歯科矯正をする前に、どのような治療をするのか、どんなスケジュールで、どのような歯並びになるのか、事前に精密検査をしておきましょう。

本当に信頼できる医師であれば任せきっても良いですが、最後は自分で決断し、責任をとらなければなりませんので、事前に検査を十分に行って判断をする必要があります

精密検査には別途費用がかかる場合もありますが、抜歯による歯科矯正は一度やると元には戻せないので、精密検査の実施をオススメします。

歯科矯正の失敗で老け顔にならない対策

マウスピース矯正と老け顔

歯科矯正によって老け顔にならないための対策を紹介します。

①口元の筋肉をつけておく
②スキルのある医師を選ぶ
Zenyum(ゼニュム)の技術

【対策1】口元の筋肉をつけておく

歯科矯正の前に口元の筋肉を鍛えておくと、抜歯をしても肌のたるみを防ぐことができ、老け顔防止につながります。

たとえば口を閉じて、歯の表面をなぞるように下をぐるぐる回す運動でOKです。

毎日左回り10回、右回り10回しましょう。

最初は動かしていない筋肉が痛む人もいますが、慣れてきたら回数を増やしていきます。

【対策2】スキルのある医師を選ぶ

老け顔で失敗しないためには、歯科矯正スキルの高い医師を選びます。

選び方は、知り合いからの紹介や、医師のカウンセリングをしっかりと受けて確かめる、また時間にゆとりがあればセカンドオピニオンなどを受け、医師の判断が正しいのかどうか確認するといいでしょう。

(補足)抜歯以外の歯科矯正方法

抜歯による歯科矯正が、もっとも老け顔になるリスクがありますが、歯科矯正を行う際には、抜歯だけではなくワイヤー矯正マウスピース矯正もあります。

・ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯科矯正用ワイヤーを使用して、歯並びを整える治療です。よく行われている治療ですが、費用や時間が比較的かかりやすく、急いでいる人や、治療費が気になる人にとってはデメリットが大きくなります。

・マウスピース矯正

マウスピース矯正は、着脱可能な透明アライナーを使用して治療します。

ここ数年で人気がでている歯科矯正方法で、部分的な歯科矯正には最適です。

マウスピース矯正についてもう少し詳しく説明します。

 

【メリット1】安い治療費用
マウスピース矯正の魅力は、費用・値段の安さです。

ワイヤー矯正は、医師の高い技術が必要なことと、特殊なワイヤーであるため、その分費用が高くなります。

一方でマウスピース矯正は、3Dスキャンや3Dプリントを用いることで、一人一人に最適なアライナーを作成できるだけでなく、比較的安く歯科矯正が可能になります。

【メリット2】透明で目立たない
ワイヤー矯正はどうしてもワイヤーが目立ってしまいますが、マウスピースは透明でつけていても目立ちません。

人前に出る場合で、マウスピースをつけられない場合でも、一時的に取り外しが可能です。

【メリット3】少ない通院回数と治療期間の短さ
歯科矯正への通院回数も、マウスピースのほうが少なくすみます。

その理由は、マウスピース矯正では、最初に3Dスキャンで歯形を撮影し、数枚から数十枚の透明アライナーを用意でき、何度も歯科医院に通う必要がないからです。

一方でワイヤー矯正では、何度も通院しワイヤーの状態を調整する必要があります。

もしマウスピース矯正で歯科矯正の目的が達成できるのであれば、メリットが大きい矯正方法となります。

【対策3】Zenyum(ゼニュム)の技術

ゼニュムでは、マウスピース矯正による部分矯正を行えます。

抜歯をせずに治療することもできるため、老け顔になるリスクがかなり低くなります。

またマウスピースは、抜歯やワイヤー矯正よりも費用を抑えられ、治療期間も短縮し、痛みも軽減できます。

詳しくは、「気になる「出っ歯」を治すには?おすすめの歯科矯正の方法」の記事をご覧ください。

【まとめ】歯科矯正で老け顔にならないようにまず相談

歯科矯正を成功させるためには?

今回の記事では、歯科矯正によって老け顔になる原因と、対策を説明しました。

歯科矯正による老け顔の原因には以下の3つがあります。

 【理由1】抜歯による老け顔
 【理由2】医師のスキル不足
 【理由3】精密検査をしていない

それぞれの原因を解消するためには、以下の方法があります。

 【方法1】口元の筋肉をつけておくこと
 【方法2】スキルのある意思を選ぶこと
 【方法3】マウスピースによる歯科矯正

抜歯による歯科矯正がもっとも老け顔になるリスクがあります。

医師に相談すれば、マウスピースによる部分矯正で目的を達成できる人も多いでしょう。

抜歯、非抜歯でどのクリニックにするのかを判断するのではなく、担当の医師と話をして、もっとも自分にあった歯科矯正はなにかを選んでくださいね。

歯科矯正で失敗し、老け顔になるリスクが心配な人は、Zenyumで無料オンライン診断ができますので活用してみてはいかがでしょうか。

Zenyumの歯列矯正のビフォーアフター

ここでは実際にZenyumで歯列矯正(歯科矯正)をされた方の、ビフォーアフターの写真を紹介します。

【症例1】出っ歯(上顎前突症)のビフォーアフター

出っ歯_上顎前突症のビフォーアフター

通院回数:3回
治療期間:7ヶ月
アライナーの枚数:16枚

【症例2】叢生(歯のデコボコ)のビフォーアフター

叢生でこぼこのビフォーアフター

通院回数:3回
治療期間:6ヶ月

【症例3】すきっ歯のビフォーアフター

すきっ歯のビフォーアフター

通院回数:2回
治療期間:7ヶ月
アライナーの枚数:15枚

【症例4】受け口(下顎前突症)のビフォーアフター

受け口下顎前突症のビフォーアフター

通院回数:2回
治療期間:5ヶ月
アライナーの枚数:15枚

【症例5】開咬(オープンバイト)のビフォーアフター

開咬オープンバイトのビフォーアフター

通院回数:4回
治療期間:8.5ヶ月
アライナーの枚数:26枚

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